2011-01-01から1年間の記事一覧
2011年は言うまでもなく、3月の大震災と原発事故が大きな影を落とす一年だった。震災直後は音楽に耳を傾けることもままならず、本を開くこともためらう日々が続いた。 それでも僕はゆっくりと時間をかけて、音楽、本、そして映画を取り戻すことができた。目…
バトルスのライヴを見てきました。タイヨンダイが抜けてどうなることやら…と、心配されながらもリリースされた『Gloss Drop』は素晴らしかったからひと安心。でも『Gloss Drop』は人によって反応(好き!嫌い!微妙!何これ?etc.)が分かれる1枚。僕はそん…
たった今、ストーン・ローゼズの再結成がイアン、ジョン、マニ、レニの4人から正式に発表されました。何日も前から噂にはなっていましたが、本当でした! 今まで音楽を聞き続けてきて、こんなに嬉しかった日はあったかな?と、思い出している最中。あんまり…
ある冬の日、僕は行くところもなく、やることもなくベッドに寝転びながら買ったばかりのレコードを一日中聞いていた。物憂げな「The Wrong Child」が安物のスピーカーから鳴っている。マンドリン、アコースティック・ギター、そしてピアノ。ドラムが入ってい…
8月のサマーソニックではプライマル・スクリームの『スクリーマデリカ』再現ライヴを見た。今月はクリエイションの映画を見て、クッキーシーンのイベントでアラン・マッギーと肩を組んでポーズをキメた。プライマルズ『スクリーマデリカ』、ティーンエイジ・…
1. 「今夜の獲物はオマエだ!」 2. 「ボク? 100日休みたいぽよ」 3. バキュ〜ン!「ひー、こっぱミジンコ!」 4. 「で、電球く〜ん!」
いよいよ明日開催です!皆さん、遊びにきてくださいね。 【場所】代官山UNIT 【時間】OPEN 18:00 詳しくはコチラ ALAN McGEE's CREATION NIGHT 2011.09.12 - COOKIE SCENEBIFF BANG POW! 「She Haunts」
クッキーシーンのムックでも執筆されている黒田隆憲さんの『プライベート・スタジオ作曲術』という本を読んでいる。『プライベート・スタジオ作曲術』は、黒田さんが国内外で活躍するミュージシャンの自宅兼スタジオを訪問して、彼らが音楽と出会ったきっか…
サマソニの2日目。詳しいレポートは改めてクッキーシーンに書かせていただきます。ここではちょこっと僕のお気に入りをご紹介。この日はPiL、JSBX、ポップ・グループも素晴らしかったけれど、僕はモーニング・ベンダーズにグッときた。丁寧に作り込まれた印…
ストリート/グラフィティ・アーティストであるバンクシーが監督した『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』がとても面白かったです。祝!都内での拡大公開。全国でも順次公開とのこと。 僕もクッキーシーンにレビューを書かせてもらいました。見た人に…
2000年の幕開けと共にスタートしたサマーソニックも今年で11年目。フジロックとは異なるカラーの「都市型フェス」として、10年代も東京/大阪の2大都市の夏を盛り上げて行って欲しい。そう願う常連ファンも多いはず。今年の開催に向けて、僕は例年以上にそん…
1. 『海炭市叙景』 素晴らしかったです!この映画についてはブログにも書きました。 「海炭市叙景」を見て。 - Under Neon Loneliness. 2. 『ブラック・スワン』 僕の中のブラック・スワンちゃんも目覚めました。必見! 3. 『スーパー8』 80sと家族と宇宙人…
「今の日本はとてもタフな状況だけど、今日は来てくれてありがとう。俺たちがタフだった時に支えてくれたのは、この美しい国のみんなだったよ。本当にありがとう」。そんな言葉だったと思う。ライヴの中盤でニッキーとショーン、サポート・メンバーの2人が舞…
*********************** 3. 夏から秋へ、そしてエレンと過ごす2回目の冬。深夜に帰宅した僕は、コーラを飲むためにそっと冷蔵庫を開けました。いつもなら、エレンはどんなに小さな音でも聞きつけて冷蔵庫の前に来ます。僕を見上げな…
「エレンちゃんが…息してないよ」。夢の中でぼんやり響く僕の奥さんの声。揺さぶられ、涙目になっている彼女の顔を認めるその朝まで、僕は何度もそんな夢を見ていました。そして、彼女の涙が僕のほっぺたに落ちてきた時、夢じゃないんだと気付きました。リビ…
14日に国立科学博物館で開催中の『恐竜博2011』に行ってきました。ちょうど3連休前、夏休み前ということで、すいてるだろうという目論見はバッチリ正解。ガラガラな館内で、骨の髄まで満喫してきました。 化石の発掘、特に恐竜に関しては90年代以降、新たな…
PiL参加時にはロクにベースが弾けなくって(立って弾けなかったらしい)、座ったままライヴやプロモ撮影に臨んでいたジャー・ウォブル。逆にそれが「クール!」と言われちゃう恵まれたスタートを切った男。でも、ジョン・ライドンの後光に甘えもしなかったし…
ずっと前にランボーの詩を読んでいて「あれっ?」と思ったこと。「或る理性に」 太鼓に対する君の指の一触があらゆる音をおびき出す、 そして新しいハーモニーを始める。 君の一歩こそ、新しい人間たちの起床だ、また出発だ。 (彌生書房「ランボー詩集」堀…
クッキーシーンのムック第2弾 「Cookie Scene Essential Guide POP & ALTERNATIVE 2011 21世紀ロックの爆発」が6月2日に発売されました。僕はR.E.M.の特集記事とLCDサウンドシステム 『This Is Happening』、アーケイド・ファイア『The Suburbs』などのアル…
90年代初頭、深夜のファミレス。僕はバンド仲間と一緒に数杯のコーヒーと1枚のピザだけで、何時間も席を立たずに時間をつぶしていた。もうすぐ夜が明ける。正確に言うと、時間をつぶしていたんじゃない。4人の手持ちの金を合わせても、支払いに足りなかった…
昨年12月に発売された紙媒体でのクッキーシーン『POP&ALTERNATIVE '00s』に続いて、第2弾の『POP&ALTERNATIVE 2011』が間もなく発売されます。かつての隔月刊/月刊の頃のように両A面(Side A/Side AA)仕様も復活しました。 今回はインタビュー(デンジャー…
08年にリリースされたR.E.M.の14th『Accelerate』はアグレッシヴで最高にカッコいいアルバムです。全11曲で約35分のスピード感、そして久々にラウドに鳴り響くギター・サウンド!周到に計算されたギターのエフェクトやパキッと音が立ったドラムを耳にすると…
4/16のLounge Cookie Sceneで無事にDJデビューを果たしました。DJだなんて、エラそうに言えるレベルではないのですが、ひとまずDT卒業です。 僕のことはさておき、当日のパーティはとても楽しく盛り上がりました。出演されたDJの皆さん、めちゃくちゃカッコ…
スーパー・ファンタスティックなDJイベント『Lounge Cookie Scene』が満を持して今週の土曜日に開催されます。僕もついにDJデビューします!大丈夫かな?緊張してきた。皆さん、遊びに来てくださいね。スペシャルゲストも登場しますよ。よろしくです! 場所…
ボブ・マーリィのRedemption Songに日本語で歌詞を付けてみました。多少の節回しは異なりますが、何とか歌えます。まだ録音したものがないので歌詞だけ。 ******************** 〈Redemption Song〉 強い風が今夜、すべてを変えてゆく …
日曜日のtreeisniceに続き、3月30日にも新宿URGAでライヴを楽しんできました。僕の古くからの仲間であり、大好きなバンドのひとつcOyOteが、伝説のフォーク/ブルースシンガー三上寛さんと対バン。がんばれcOyOte!そして三上さんはどんなライヴを見せてくれ…
ライヴハウスでは、音楽が鳴り続けていました。もちろん爆音で。素敵だと思う。昨日、新宿URGAで見たバンドがとても良かったので紹介します。 treeisnice(ツリーイズナイス) ギター×2、ベース、キーボード、パーカッション、ドラムの6人編成。メンバーのル…
渋谷パルコ パート1/パルコファクトリーで開催されているデニス・モリス写真展『A BITTA PIL』を見てきました。 デニス・モリスはなんと14歳でボブ・マーリィに才能を認められて、本格的にキャリアをスタートしたという写真家。今回の写真展では、Public Im…
このたびの東北地方太平洋沖地震により被災された皆様へ、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。 僕が住む千葉県でも、余震が続いています。近くの浦安市の被害を目の当たりにして言葉もありません。正直に言って、まだ全然落ち着きませんが、日本全国…