2012-01-01から1年間の記事一覧

2012映画BEST10発表!

今年は後半あまり時間がなくて見逃した映画も多かったです。けれども、こうやって思い返してみると、ちゃんと楽しんでいたんだなって再確認。『桐島』見てないけど、面白かったのかな。まあ、いいや! では、僕の2012年「映画BEST10」をよろしくです! 1.『…

CALEXICO『Algiers』収録の「Splitter」を訳してみた!

CALEXICOの新作『Algiers』に収録されている「Splitter」という曲が最高にカッコいい。どんな歌かな?と思って、訳してみました。 「Splitter」は“分配器”や“分電器”または“過流防止壁”などの意味があるらしい。“分つもの”というニュアンス。歌の中では「進…

『ダンス・ドラッグ・ロックンロール』を読んで

ライター/カメラマンであるクボケンさんこと久保憲司さんのトーク・イベントに行ってきました。クボケンさんの新刊『ダンス・ドラッグ・ロックンロール 誰も知らなかった音楽史』の発売記念。会場は渋谷のLo-Piという落ち着いた雰囲気のおしゃれなバー。進…

R.E.M.の解散から1年

R.E.M.の解散からちょうど1年。ライヴを見る機会は失われてしまったけれど、彼らの音楽は今でも変わらずに鳴り続けています。2011年3月11日の震災後、音楽を聴くことも本を読むこともためらう日々が続きました。しばらくたってから、僕が最初に耳を傾けるこ…

フジロック フェスティヴァル '12(Day 1 : 2012.7.27.)

フジロック '12に行ってきました! お目当てはもちろんストーン・ローゼズ。2日目(ノエル!スペシャルズ!スピリチュアライズド!バディ・ガイ!そして…レイ・デイヴィス!)も3日目(レディオヘッド!コステロ!陽水!EITS!シンズ!ATDI!そして…リフュー…

『ザ・ストーン・ローゼズ ロックを変えた1枚のアルバム』

『ザ・ストーン・ローゼズ ロックを変えた1枚のアルバム』(7月6日発売 イースト・プレス刊 1800円)の正式なリリースが出ました!カメラマン/ライターのクボケンさんこと、久保憲司さんとクッキーシーン編集長の伊藤英嗣さんの共著による、ローゼズ本の決…

モリッシー Live at CLUB CITTA' 川崎 2012.4.21.

かなり遅くなったけれど、モリッシーのライヴのこと。やっぱり書いておかなくちゃ。 スミス、トーキング・ヘッズ、R.E.M.、ニュー・オーダーは、その音楽と出会った日から今日まで当たり前のように聴き続けてきたから、ノスタルジアはない。移り変わる日常の…

The Stone Roses 復活フリー・ギグ!!!

5月23日(水)、ストーン・ローゼズが突然のフリー・コンサートを敢行!イアン、ジョン、レニ、マニの4人でステージに上がるのは実に約16年ぶり。6月からの復活ツアーそして、超待望のフジロック初日に向けたリハーサルも順調みたいで良かった。先月はドッジ…

クラッシュの「Bankrobber」とストーン・ローゼズ

1980年2月、イアン・ブラウンと初期の仲間、ピート・ガーナーはマンチェスターでレコーディング中のクラッシュの出待ちをしてたんだって。クラッシュは2人をスタジオに招き入れて、セッションを見学させてあげた。その時、イアンとピートはどんな気持ちだっ…

『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』を見て

先日、ジャクソン・ポロック展に行ってきました。 僕がジャクソン・ポロックを知ったのは、やっぱりストーン・ローゼズのおかげ。1stアルバムのジャケットでパクられて、「Going Down」で歌われて。12inchシングルまでも見事にポロック魂を貫いたジョン・ス…

3月11日に思うこと

東日本大震災から1年がたちました。 被災された皆様へ、改めて心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。「あの日を忘れない」だなんて、当たり前です。1年たとうと、10年たとうと、どうしたら「忘れる」ことなどできるのか?被災地の復興、放射能、原発問…

『ハシエンダ マンチェスター・ムーヴメントの裏側』発売!

(ex.ニュー・オーダー?の)ピーター・フック著『ハシエンダ マンチェスター・ムーヴメントの裏側』がついに発売されました!監訳はクッキーシーン編集長の伊藤英嗣さん、翻訳はクッキーシーンの通訳としてもお世話になっている中谷ななみさんです。僕を含…

Fleet Foxes at 新木場Studio Coast 2012.01.20.

嬉しくって叫び声を上げてしまうほどの1月の来日ラッシュ。僕は6日のクラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーから始まって、カサビアン(15日)、ノエル・ギャラガー(16日、のちほどブログにアップします)のライヴを楽しんできました。惜しくも行けなかったけ…

『言葉なき歌』

大地震と原発事故によって“何か”が大きく変わってしまった2011年。その“何か”は、近づいてみるには大きすぎる。距離を取って眺めようとしても、視線の先が定まらない。そんなもどかしさが募る1年でした。 その“何か”とは、結局「どう生きるのか?」という自…

Clap Your Hands Say Yeah at 渋谷O-East 2012.01.06.

2011年のミュージック・シーンで嬉しかったことのひとつにClap Your Hands Say Yeahの復活がある。久しぶりの新作、3rdアルバムとなる『Hysterical』も本当に素晴らしかった。彼らは、やはり登場時のインパクトが大きすぎたのかな。当時のブルックリン・シー…