『恐竜博2011』に行ってきました。


 14日に国立科学博物館で開催中の『恐竜博2011』に行ってきました。ちょうど3連休前、夏休み前ということで、すいてるだろうという目論見はバッチリ正解。ガラガラな館内で、骨の髄まで満喫してきました。
 化石の発掘、特に恐竜に関しては90年代以降、新たな大発見が続いているとのこと。新種の発見はもちろん、骨格からわかる生態、皮膚の色、羽毛の有無、そして絶滅の理由などなど…。子供の頃に特撮や本で慣れ親しんだ恐竜のアレコレは、今日も着実にアップデートされています。そこで、僕は何年かに1度こうして情報を仕入れにいく。どんなにインターネットが便利になっても、本物に勝るものはない。今回の展示も素晴らしかったです。

 骨格標本に基づくCG解析や最新の超微細顕微鏡、CTスキャン、DNA技術などを駆使して、太古の王者たちの生き様に迫る研究者たちの熱意が伝わってきます。今回はティラノサウルストリケラトプスの展示が目玉ですが、そこでも新しい試みがしっかりと活きていました。見に行かれる方は、Tレックスの尻尾とトリケラトプスの前足に要注目です!
 解説パネルも親切丁寧。今までの学説と最新の研究成果では、どこがどう違うのかを「ココ!」と分かりやすく説明してくれます。だから知識なんてなくても大丈夫。僕は「恐竜、まじキモイ!」という女子も、やたら恐竜に詳しい女子も大好きですが。家族でもデートでも、ひとりぼっちでも楽しめるでしょう。

 「三畳紀に恐竜が誕生して→ジュラ紀があって→白亜紀ティラノサウルス登場!」くらいの予備知識でOK。ロックレジェンドを繙くように。盤をDIGるように。「70年代ロックの飽和→NYでアンダーグラウンド活性化→NYパンク誕生→UKパンクに飛び火→ポストパンク隆盛」みたいな流れかもしれない。とにかく必見です!
*館内は著作権の発生するCG/イラスト類以外は撮影可(フラッシュ禁止)


『恐竜博 2011』国立科学博物館(上野)
開催期間:7月2日(土)〜10月2日(日)
開館時間:9:00〜17:00(夏休み特別延長開館)8月11日(木)〜17日(水)は18:00まで *いずれも入館は閉館時刻の30分前まで
休館日:9月5日(月)、12日(月)、20日(火)、26日(月)
入場料:[一般・大学生]当日1,500円 前売り1,200円[小・中・高生]当日600円 前売り500円 *水曜限定レディース券 1,000円

『恐竜博2011』公式プロモ(嘘)